2012年2月4日土曜日

2月11日を中心に「全国一斉!さようなら原発1000万人アクション」

2月11日を中心に「全国一斉!さようなら原発1000万人アクション」

 東日本大震災・福島第一原発事故の発生から1年の3月11日。その一ヶ月前に
あたる2月11日前後に全国の主要都市、原発立地県で一斉アクションが呼びかけ
られています。現在、以下のアクションが各地で予定されています。各地で多く
の方の参加を呼びかけています。 

●2月11日「全国一斉!さようなら原発1000万人署名アクション」(東京)
 日時:2月11日(土・休)13:30~
 場所:東京・代々木公園イベント広場B地区、ケヤキ広場
   (JR「原宿駅」地下鉄「代々木公園駅」)
    ※地図 http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/access039.html
 内容:13:00~コンサート:the JUMPS
    13:30~集会
        呼びかけ人スピーチ:大江健三郎さん、落合恵子さん
        発言:藤波心さん(タレント)、山本太郎さん(俳優)
        福島からの報告:永山信義さん(福島県平和フォーラム)
    14:30~パレード行進(2~3コースを予定)
 問合せ:原水禁(TEL03-5289-8224)

●2月11日「全国一斉さようなら原発1000万人アクションin北信越」(新潟)
 日時:2月11日(土・休)14:00~16:00
 場所:上越市「ユートピアくびき『希望館』」
    ※アクセス情報等はこちら http://www.kubiki.ne.jp/kibokan/
 内容:呼びかけ人あいさつ(鎌田慧さん)、福島&避難者から現状報告、
    各県代表から取組状況と決意表明、アピール
 問合せ:新潟県平和運動センター(TEL025-281-8100)
       kenheiwa@arion.ocn.ne.jp

●2月12日「さようなら原発1000万人アクション東海ブロック集会」(静岡)
 日時:2月12日(日)13:30~
 場所:静岡市「常磐公園」(静岡市葵区常磐町三丁目1番)
   (静岡駅北口徒歩10分)
   ※地図 http://ekoen.jp/shizuoka/shizuoka_aoi/5442/
 内容:集会(賛同人から神田香織さんあいさつ)、デモ行進
 主催:東海ブロック原水禁連絡会
 問合せ:TEL054-282-4121(静岡県平和センター)

●2月12日「水・大地・海・空・食・こどもを守ろう!
     『さようなら島根原発大集会』」(島根)
 日時:2月12日(日)13:30~
 場所:松江市「松江市総合体育館 大体育室」
    ※地図 http://s-tooa.jp/kitakouen/index.php?id=2
 内容:13:30~オープニングイベント
    13:55~集会(主催あいさつ、講演会:今中哲二・京都大学原子炉
        実験所助教、各地からのあいさつ)
    15:30~パレード出発(中電・県への申し入れ)
    16:30~解散(県庁前)
 主催:「さようなら島根原発大集会」実行委員会
 問合せ:alfalfal@mable.ne.jp
       TEL0852-24-9318(高山さん)
 ■チラシはこちら
http://sayonara-nukes.heteml.jp/nn/wp-content/uploads/2012/01/120212shimane.pdf

●2月18日「さようなら原発北海道集会」
 日時:2月18日(土)13:30~14:15 デモ行進は14:30出発
 場所:北海道札幌市「かでる2・7 大ホール」
   ※地図 http://homepage.kaderu27.or.jp/intoro/access/index.html
 内容:呼びかけ人あいさつ、1000万人アクション賛同人・福島現地の呼びかけ、
    泊原発の現地からの訴え、福島からの避難者からの訴え、アピール
 主催:さようなら原発1000万人アクション北海道実行委
 問合せ:TEL011-231-4157(北海道平和フォーラム)   

●2月18日「脱原発四国集会」
 日時:2月18日(土)13:30~
 場所:愛媛県松山市「愛媛県男女共同参画センター」
 ※地図 http://www.ehime-joseizaidan.com/site/ehime-danzyo-center/map.html
 内容:主催者あいさつ、講演(神田香織さん)、福島からの訴え、アピール採択
 主催:四国ブロック平和フォーラム
 問合せ:TEL089-941-4500(愛媛県平和運動センター) 

●2月26日「原発再稼働にNO!さようなら原発 九州総決起集会」(佐賀)
 日時:2月26日(日)13:30~集会 14:30~デモ行進
 場所:佐賀市「どんどんどんの森 広場」
    ※地図 http://chizuz.com/map/map580.html
 主催:九ブロ原水禁、原発はもういらない九州連絡会議、さようなら原発1000万
    人アクション佐賀県実行委員会、川内原発増設反対鹿児島県共闘会議
 問い合わせ:佐賀県平和運動センター(TEL0952-32-2211)
       sagaheiwa@ivory.plala.or.jp

 ■上記の他にも、2月11日には神戸市、高松市、釧路市、宇部市など各地でアクシ
   ョンが予定されています詳しくはこちら
  http://sayonara-nukes.org/2011/12/120211yotei/

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経産省前テントひろば

経産省前にみんながやってきて脱原発の広場にしてほしい。
経産省本館横で原発反対テントやってます!9/11から24時間体制で泊りこみ、交流、議論、行動の場になってます。相手の目の前にたくさんの人が集まれば、必ず原発は止められる!ぜひ来てください。福島の子どもの絵の展示や、今後の反原発行動を話し合い中!


http://tentohiroba.tumblr.com/

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<テント日誌 2/1(水)>   パンクロックから かんしょ踊り(会津磐梯山古式踊り)へ      ―― 経産省前テントひろば 144日目 ――

2月1日(水) 快晴。冷え込みが厳しい。
今日の衆議院予算委員会で、自民党の斉藤 某議員が、テントのことを枝野経産相
に質問していた。
枝野経産相の答弁はこれまでの繰り返しであったが、国会審議の場にテントのことが
登場すること事態、現在のテントの位置を示している。いわば国政上の問題になって
きているということである。
一つに結びあわされる沢山の人々の意志と思いがテントをそのように押し上げている
のだ。

夕刻には、パンクロックの若い青年2人組がテントを訪れる。テントは初めてだそうだ。
そして第2テントで熱いライブ。パンクはメッセージ性が強いそうだ。上半身裸になっての
熱演に、70代の小父さんも思わず引き込まれていく。季節が違えば、テント前での野外
ライブとなるのだろう。
その後は交流会で話に花が咲く。

風が強くなってくる中、シュラフに潜り込む。
                                        ( Y・T )

★ワークショップ  かんしょ踊り(会津磐梯山古式踊り)
 
  2/3(金) 13時~14時  於; テントひろば 東京都フクシマ村
  
  福島のシンボル歌 会津磐梯山の踊りをマスターして、経産省を
  取り囲もうという文化アクション
  
  <講師> 武藤類子さん <発信> 谷田部裕子さん(全国の女たち世話人)
  
   
★「全国からのたより」

はじめまして。
岡山に住む在日韓国人3世の朴(パク)と申します。
テントの皆さん、お寒い中毎日本当にお疲れ様です。

故郷日本に暮らす在日韓国人の一人として、やはり原発は必要がないものだと思って
います。この度は、在特会の暴言によくぞ我慢して下さいました。お疲れさまでした。
テントに集う皆さん方は、私が心から尊敬し愛する日本の人たちです。

美しいこの国とそこに暮らす心やさしい人々の命を守るため、私も日本に住む一人の
人間として原発村の人間たちと岡山から闘っていきます。
寒いテントで頑張る皆さんのことを思うと、本当に胸が痛くなります。
もうこれ以上頑張って下さいとは言えません。皆さんは毎日命を削りながら、十分頑張
って下さっています。本当にありがとうございます。

皆さんのことを岡山の瀬戸内の空の下から、いつも考えています。毎日思っています。
皆さんの笑顔は私の幸せで、皆さんの悲しみは私の不幸せです。
絶対に原発を止めましょう。原発に日本で暮らす全ての人間の命が止められてしまう
前に。
一部の心ない人間の言動で皆さんが傷つきませんように。

どうぞ、お体には気をつけてください。
毎日本当にお疲れ様です。感謝ハムニダ.   (岡山 男性 40歳)

http://tentohiroba.tumblr.com/post/16938392621/2-1


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<テント日誌 1/31(火)>         国会と霞ヶ関 官僚の政治と論理     ―― 経産省前テントひろば 143日目 ――

今日は国会前の座り込みの最後の日なので朝、まず国会前の方に顔を出した。
裸の銀杏の木に残っていた雪はもう消えたとはいえどこか寒々しさは残っている。
何人かのメンバーが参院議員会館でのポスティグ作業(各議員へのビラ入れ)を
行っている。この後に衆院第一議員会館、衆院第二議員会館へと続く。
今回の国会前行動は経産省前の緊迫状態が続いたから影が薄くなったが、子供
たちを放射能汚染から守るための「子供・妊婦法案(仮称)」の今国会での成立や
事故調査委の機能発揮による再稼働の動きへの歯止めなどを具体的な訴えとし
ている。国会はこれからであるから、今後も時期を見て国会前行動を展開する積
りである。経産省前から国会に出掛けてくる行動を考えている。

 経産省前のテント態勢の維持が手薄になるのでは危惧されたこともあるが、緊迫
の中で無事貫撤された。
 国会と霞ヶ関、日本の政治権力の中枢をなすこの二つの関係を理解するのは難
しいことかもしれない。人々の目や意識には国会が政治権力の中心的場と映って
いるのかもしれないからだ。両者の関係を見直す動きが最近は続いてきた。民主
党の官僚主導政治の見直しの提起があったからだ。
 でも、これもまた曖昧化してきている。こういう事情にあるとはいえ、原子力行政
を見ると原子力ムラの動きなどやはり日本の政治決定には官僚の問題は外せな
いと思う。経産省前にテントが存在することの重要性は変わらないのである。
 国会では政局(政争)によって動きが取れない中で、官僚側は着々と原発推進を
進めている。特に原発再稼働の戦略に於いてはである。僕らは霞ヶ関(官僚側)と
国会(政府や政党)の関係を睨みながら脱原発の主張を展開する必要があると思
う。官僚主導の原発再稼働→原発保存の動きを注視しながらである。見えないと
ころでの官僚の動きを監視しながら。

 テントに帰ると経産省から弁明書なるものを手渡すという。何のことかと思ったら
1月24日(火)に出された撤去命令の副本にあたるもので追加分というところであ
る。1月24日の撤去命令書は6項目からなっていたがそのうちの5項目は防火問
題だった。最後の1項目が以前に出した要望書の却下理由であった。今回の弁
明書はその6項目を補足するものであった。今回の命令書が防火管理の問題に
偏り過ぎたのを是正する意味があったのだろうか(?)
 これは2点からなるもので1点は「9条改憲阻止の会」が特定の政治団体であり、
その主催する活動は「行政の中立」なる観点から認められないというものだった。
2点は歩行者の便宜などの公共性を損ねているというものだった。つまり、テント
の主張が特定の政治的主張であり、場所の占拠が公共性を損ねているというこ
とである。

 「9条改憲阻止の会」が経産省との交渉の窓口をなしてきたことは事実である
が、テントはテント広場運営委員会が実質的に運営しているし、これが国民的な
意志の表現の場になっていることから見れば「行政の中立論」は有効な論理で
ないのは明瞭である。
 経産省側が右翼団体を背後でそそのかしていると噂されてきたことが本当の
ことかも知れないと推測されもする。そう受け取れるのである。経産省側の「行
政の中立」を裏図けるのが右翼の行動や要求の他にないからである。もっとも
その右翼も脱原発や反原発の主張は批判していないのだから、行政の中立論
は根拠が薄弱である。
 場所の占拠が公共性を損ねているというが、通行上の不便をもたらしたにし
ても市民や国民は原発論議の公共性の方が重要であることを認めていると思
う。ご都合主義的な公共論は権力のお得意の論法だがそんなことは誰も認め
ない。彼らの言う公共性が何を指しているのか明瞭ではないし、テントの実際
において通じない論理である。

 寒さの増してきた夕暮れのテントの中では大阪から駆けつけたという女性が
話していた。暮れの関西電力前の座り込みに参加したそうだが、24日の撤去
命令はとても心配していたという。27日は用事があって動けなかったがテント
がまだあって嬉しかったと。
 ここ一両日は初めてテントに来た人、激励に駆け付けたという人が多い。や
はり、こっちも元気づけられる。僕らの予想超えてテントは浸透し、支えている
力も広がっているのを感じる。24日からの1週間は緊迫の日々であったが貴
重な日々でもあったのだと思う。
                                        (M/O)      
http://tentohiroba.tumblr.com/post/16938370541/1-31

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